【煎茶道翼仙教室】お茶会観光!?京都の日本最大級のお茶会に行ってきた!
【煎茶道翼仙教室】京都民は当たり前!?誰でも参加可能な京都最大級のお茶会に行ってきた!
こんにちは。
旅好き茶道家のよくせんです。
今回は表題の通り、お茶会に参加したときの記事です。
茶道の聖地といえば利休さんの祥月命日に茶会が行われる京都市北区にある大徳寺です。
しかし茶道にもいろいろあります。
煎茶道というものがあるんです。
(煎茶道とは…広義では茶道の一種。違いは抹茶に対して煎茶や玉露などの茶葉を使うこと)
実は僕はその煎茶道の方をメインでしているんです!(表千家でも習っていますが)
日本のお茶の聖地といえば「宇治」
宇治茶は世界的なブランドにもなっています。
その宇治に煎茶道の聖地があるんです。
【目次】
江戸時代初期に建立され、日本史の教科書にも載っている由緒正しいお寺です。
今回はその聖地で毎年行われる市民参加型のお茶会に参加してきました!
出迎えるのは国指定重要文化財に登録されている総門。
この荘厳な感じ。入る前からちょっと緊張するなあ。
左右の屋根が低い牌楼(ぱいろう)式の中国的な門です。
(牌楼とは中国の門型建築で,扉がなく開放的な部分が特徴)
萬福寺の特徴ですが、すべて中国風なんです。
それもそのはず、開山された隠元禅師が中国の高僧で、建築材や設計士もすべて中国から輸入されたものなのです。
ゆえに境内は異国情緒あふれる400年前の中国にタイムスリップした気持ちになります。
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お茶会観光!?参加してみたい方へ詳細はこちら!
萬福寺で行われる大きなお茶会は2つ。
5月の全国煎茶道大会、10月の月見の煎茶会です。
どちらも全国から多くの流派が参加されるものです。
詳しくはこちらもご確認ください→一般社団法人 全日本煎茶道連盟
このお茶会は気軽に参加できるようになっており、このイベントを狙って観光される方が多くいます(最近では中国韓国の方が多くいらっしゃいま
言うなればお茶会観光!?
入場の際に、3枚の券を購入します。
これで準備完了。
ちょっとどきどきしますね。
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お寺の中に入ると、、、!?
秋の月見の煎茶会は、月を見るため暗くなるまで行われます。
(もちろん途中退場可ですよ^^)
境内をほのかに照らす行燈が用意されています。
満月とススキの絵柄が可愛いですね。
竹籠に入ったツルウメモドキと黄赤の菊。
秋らしいですね。
この日はまるで生きた美術館。
境内そこかしこに芸術品が置かれていて、観てて飽きません^^
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美しい煎茶道の設え写真
小笠原流のお席。
煎茶道でいうと伝統的で定番のスタイルです。
いわゆる「ザ・煎茶道」という感じのお席です。
このお茶会に参加したら、小笠原流さんをまず観なければいけませんね!
お点前が終わったあとは、このようにお道具の拝見の時間があります。
茶道家とお客さんの距離が一気に近くなる瞬間いいですよねー。
席主としては、この時にお茶の味やお点前の感想もいただける貴重な時間。
みなさん沢山話しかけてくださいね。
境内には本当にいたるところに煎茶道の設えが置かれています。
こちらは長い渡り廊下に設置されていたお席。
秋らしくススキや菊のお花が置かれています。
建物の外(野点)でも行われます。
朱色の和傘が設えを一気に明るくします。
参加者の方はフォーマルな洋装が多いです。
黄檗賣茶流のお席。
我が流派です。
流独自の平成茶碗と茶菓子は薯蕷饅頭に菓銘は「風」
うちの流は設えが美しくて面白いんです。
過去の設えも載せます。
五月の全国煎茶道大会ではガラスの茶席。
涼しげなお席です。
よくみるとお茶碗や火を焚いている涼炉まで青磁で統一されてます。
涼しげなイメージに合わせ、色も紺や青系統に統一。
毛氈を川に見立てて、中央に縦に敷いています。
茶道は日本文化の総合芸術と言われます。
お軸の説明も席主さんからあるのですが、お軸を学び、道具を学び、庭を学び、歴史を学び、この空間にいるだけで色んなことが学べるんです。
お茶会というのは本当に素敵な時間ですね。
境内には長い渡り廊下があります。
灯篭がズラーと並ぶこの景色が萬福寺の景観です。
境内にこれほど長い渡り廊下を巡られる日本のお寺はあるのでしょうか。
紅茶席もあります。
ダージリンを煎茶道の型で淹れてもらい、日本庭園を観ながら優雅にいただく。
おしゃれな時間ですねー。
ここは奇抜な設えでした。
なんと車輪を使用したお席!
理由は分からなかったのですが、とても革新的!
お席のテーマ聞いておけば良かった、、、
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韓国茶礼に中国茶芸!?お茶に興味を持たれた方はぜひ吉田山に!
ここでお茶会に興味を持った方にもう一つおすすめ茶会を!
京都吉田山大茶会。
日本の茶道と煎茶道以外にも、中国、台湾、韓国の茶礼が披露されていて、物販もされているのでとても楽しい会です。
その中でおすすめが韓国茶礼です。
日本の茶道とは歴史と起源が違うんですが、同じ茶葉からお茶を淹れるという点は似ていますね。
喫茶文化が残っているという点は感動します。
そしてお茶を淹れられるのはイケメンさんです!
みなさんお茶が好きなんですねー^^
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煎茶道東叡山翼仙|大阪上本町教室&オンライン教室について
・煎茶道家「よくせん」とは~「はじめての煎茶道教室in大阪」開講しました!
http://yokusen.hatenablog.com/entry/2019/12/07/142829
・煎茶道 黄檗賣茶流教授 東叡山翼仙(とうえいざんよくせん)とは!
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