【煎茶道翼仙教室】豆知識~お茶にまつわる、ことわざ・言葉
煎茶道でもよく使用されるお茶にまつわる言葉や豆知識をかきました。
こんにちは。
煎茶道翼仙教室の翼仙(よくせん)です。
今回はお茶にまつわる「言葉、ことわざ」についてです。
備忘録的な記事になってます。
サラーっと流す程度での閲覧をオススメします😊
【目次】
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お茶にまつわる「言葉、ことわざ」
朝茶は福が増す…「朝に茶を飲めばその日は良いことがある」という意味。朝茶は、災いから逃れられるだけでなくその日の幸せを増やすことを伝えている。
お茶の子さいさい…「お手軽・簡単な様子」を表す言葉。お茶の子とは、お茶に添えて出される和菓子のこと。さいさいは、はやし言葉です。お茶の子がお腹にたまらない物であることから、お手軽・簡単な様子を表しています。
日常茶飯時…毎日の食事を指すことから、ごくごくありふれてありきたりなこと。
親の甘茶が毒になる…甘いお茶も飲みすぎると毒になる事から子供も甘やかしてばかりだと、子供のためにならないという戒め。
酒は酒屋に、茶は茶屋に…それぞれの専門知識があるので、専門の人に物事を教えてもらった方が良いことを意味する。
余り茶を飲めば年が寄る…意地が汚いことを戒めたことわざ。余ったお茶を飲むのは意地が汚いことが由来。
鬼も十八、番茶も出花…出花とはお茶の1煎目のことで香味の良いお茶のこと。安い番茶でも1煎目は美味しい。たとえ鬼でも若い時はそれなりに可愛いところがあるという意味。
茶化す…はぐらかして相手にしないという意味。茶にする=休憩するから派生したもの。
屋根ふきの茶飲み…自分は何もせず人のことばかり眺めている様子。自分のことを棚に上げて眺めていることから派生したもの。
お茶を濁す…いい加減なことでその場をごまかすこと。濁ったお茶を抹茶に見せようとしたことから派生したもの。
へそが茶を沸かす…ばかばかしくてしょうがなく、笑わずにいられないこと。
無茶苦茶…常識からひどく離れていて統一が取れないこと。お茶は正しい順番で淹れると深みのある味わいになるが、順番を誤ると苦いお茶や味が台無しになることから派生したもの。
飯茶碗…もともとはお茶を飲み焼き物。それをご飯をよそうものに転化したため。
お茶っこ…東北の方言であり、お茶でも飲みながら一緒に話すっぺ、という意味。
茶の間…元は茶室であり、一般の住宅ではその名残から台所の近くに設けられ、家族が食事をしたり団らんするスペースでもある。
茶箪笥…「飾る」という観念を持って作られた余裕のある作りが優美な雰囲気を演出する。
お茶にまつわる言葉がこんなにたくさん😳
お茶がいかに民間で流行していたかが分かりますね。
語呂が良ければ何でも流行りそうですね笑
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