どうぞ、お茶を一服。

宮城の旅好き茶道家よくせんのブログです。 宮城県を中心に煎茶道のお稽古やお茶に関するワークショップなど行っています。 20代の視点で見た日本文化、お稽古の様子、思ったことなど書いていきます!

【行ってみた】日本を代表する焼き物「常滑焼」を見学してきました【日本六古窯の1つ】

こんにちは。

旅好き茶道家のよくせんです。

今回は愛知県の常滑市に行ってきました!

 

 

みなさん自分の家の焼き物って気にかけたことありますか?

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私は宮城県の生まれなので、堤焼きが有名ですね。

さらに細かく言うと石巻や大崎にも焼き物があります。

東北らしく、お米のもみ殻灰を釉薬に使用した愛らしい焼き物です。

 

 

日本各地には沢山の窯場があります。

有名な愛知県の瀬戸焼ですとか、岐阜県美濃焼ですとか。

一つ一つに特徴的な技術があって、歴史の積み重ねがあります。

そこに愛着が湧きますね。

 

 

その中で今回は愛知県の常滑焼(とこなめやき)をおススメさせて頂きます。

ご存じない方も多いと思いますが、常滑は焼き物界の名門でして、お風呂やトイレや洗面器を作るリクシルグループの発祥の地でもあります。

 

 

【目次】

 

 

  • 常滑焼(とこなめやき)とは!?

愛知県常滑市を中心とし、その周辺を含む知多半島内で焼かれる炻器(せっき:陶器と磁器の中間)。日本六古窯(にほんろっこよう:中世から現代まで続く伝統的な窯場)の一つ。

 

 

  • 常滑焼の特徴とは!?

①とにかく朱色!!

土に鉄分が多く含まれており、朱泥の焼き物になります。

いわゆる酸化鉄ですね(鉄が酸化して赤みを帯びる)

釉薬を塗らずに焼き締めで完成するため、土の色がはっきり表れます。

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常滑焼の急須

 

 

 朱泥の焼き物は日本では江戸時代まで作れなかったそうです。

その後赤土が常滑で採掘されて大量生産、そのあと大ヒットしました。

日本人の憧れだったからです。

なぜ憧れだったのかというと、中国で大ヒットしていたからです。

 

 

江戸時代はまだ中国に憧れをもっていた時代。

中国の焼き物といえば、中国宜興(ぎこう)の朱泥茶壺です。

素人レベルでも分かるぐらいに美味しくお茶が淹れれます。

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中国宜興の朱泥急須



 ②世界唯一の海藻をつかった釉薬!!

海の海藻を巻きつけて焼成します。
ジュズモと言われている藻を大量に巻き付けると、その部分だけ焼色が付きます。

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ジュズモ



ジュズモを乾燥させたものを糸でくくりつける焼成すると自然由来の愛らしいデザインに変身します。

使う度に常滑の自然豊かな景色を思い出しますね。

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ちなみに私がお土産で購入したのは「ワインボトル型の水注」です。

水道水を入れても常滑の土が塩素を吸収してミネラルを供給するので、美味しくてまろやかな水がつくれます(^^)

www.tokyu-dept.co.jp

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百貨店でも販売されていますね。

汎用性も高く、常滑の朱泥もたっぷり使われているのでお土産にもベストです✨

 

 

  • 常滑の「やきもの散歩道」を歩いてみた!

常滑市にあるやきもの散歩道は、中心市街地の小高い丘にある特に人気の観光スポットです。

江戸時代の街並みや窯がそのまま残されていたりするので、常滑焼を見に行く際はぜひ寄って見てください^^

www.tokoname-kankou.net

 

 

 日本最大級の登り窯!?

こちらが常滑焼の登り窯です。

煉瓦も赤みを帯びています。

この土地の土で作ったのでしょう。

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登り窯のメリットは大量生産が出来ることです。

炎の特徴は、酸素を追い求めてどんどん上に進んでいくことです。

なので下で火を焚けば、登り窯全体が温まり、多くの焼き物を作る事が出来るのです。
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 この穴の多さをご覧ください。

一度に何百もの焼き物を作れます。

それだけ全国からの需要があったんですね。

 

 

登り窯の中の写真。

奥深いので沢山の焼き物が置けます。

焦げ跡が残っていて歴史を感じます。
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ここ常滑知多半島の一角にあります。

温暖な気候が特徴で、牧畜も盛んなようです。

窯をバックに現地の牛乳で優雅なティータイムを♪
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インスタ映えスポット「土管坂」

右が焼酎甕で左が下水管用に作られていた土管、そして下には窯用具「けさわ」が敷き詰められています。

ご覧のように、すべての焼き物が赤みを帯びてます。

常滑らしい風景ですね♪
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廻船問屋瀧田家の木塀と焼き物道

海に近い常滑は、海運で賑わっていました。

もちろん輸出品は常滑焼。

常滑焼は丈夫で長持ちするので全国から求められていたようですね。

常滑ならではの風景ですね。
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そこかしこに赤レンガ建ての窯場の跡のような建物が。

レンガってだけで異国風な外観でオシャレですね!!

実際に稼働している窯場も多くあって、作家さんの個性的な作品が見られます。
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やきもの散歩道にある日本最大の常滑焼の急須。

にしても大きすぎる笑

これはモニュメント用に作られたそうです。
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やきもの散歩道にはあちこちに常滑焼が置いてあります。

こちらは民家の前にあった甕です。

この甕で水を貯めて、生活用水として使っていたのでしょうか。
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  •  可愛さ満点!招き猫ストリート!!

常滑と言えば招き猫の生産量が日本一です。

招き猫はすでにアメリカや中国でも人気になるなど世界的な知名度を誇ります

(welcome catやlukcy catと呼ばれています)

常滑駅からすぐの場所に招き猫ストリートなるものがあります。

陶器で出来た招き猫が見れるので、常滑にいらした際はぜひ一度立ち寄ってみてください。

 

 

スーパーマンの招き猫

可愛いですねえ笑

効能は「無病息災」

無敵のスーパーマンにあやかって、このデザインになったわけなんですね。

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エンジェル招き猫。

効能は「安産」

可愛らしい表情とポップな色遣いが良いですね!

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地球の上に立つ猫。

まわりの炎のような赤いオーラのようなものは一体、、、

効能は「地震息災」

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風神雷神図オマージュ招き猫。

これは風神の招き猫か、、、!?

だんだんと分からなくもなってきます笑

でも可愛らしい猫だから許せちゃう笑

効能は「健康長寿」

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 エスニック招き猫。

瓔珞(ようらく:宝石などを連ねて編み、仏像の頭・首・胸などにかけた飾り)模様の招き猫です。子猫も抱いてて可愛いすぎます!エスニックな感じがしますねー。
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巨大招き猫「とこにゃん」

めっちゃ大きいです笑

可愛いのでインスタ映えスポットです。
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  • 道家「よくせん」とは~

煎茶道 黄檗賣茶流教授 東叡山翼仙(とうえいざんよくせん)

宮城県大崎市出身。

大学在学中に煎茶道の先生と出会い、お稽古を始める。(2008年)

500年続く京都の老舗和菓子屋で働く傍ら、大宗匠宗匠に師事する。

25歳の時に煎茶道黄檗賣茶流教授になる。(2015年)

茶名「翼仙」は黄檗賣茶流宗匠・通仙庵孝典氏によって命名。

同流では唯一東北で煎茶道を教える教授資格者として、日本茶ワークショップや煎茶道教室を企画中。

【主な実績】

黄檗宗総本山萬福寺主催「全国煎茶道大会・月見の煎茶会」

山王総本宮日吉大社「茶摘式・献茶式記念茶会・紅葉茶会」

臨済宗円覚寺派浄智寺「椿茶会」

近江神宮「春の煎茶会」

京都日月下玄庵「喫茶会」

おおさき茶論

日本茶ワークショップ「初手前三法」

地元紙や専門誌など多数のメディアに取り上げられる。

 

 

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