【千葉旅行ブログ】東京から日帰りで行ける癒しの観光地「香取神宮」【大人の休日デート】
東京から日帰りでいける観光地「香取神宮(かとりじんぐう)」へ行ってきました。
こんにちは。
煎茶道東叡山翼仙教室の翼仙(よくん)です。
みなさん休日や連休はいかがお過ごしでしょうか。
私は時間があれば観光や旅行やアウトドアやらと、時間を惜しむかのように出かけています。
空気がピシッと厳かな雰囲気となる、神聖な場所でした。
大人の休日デートに良いと思いました^^
【目次】
香取神宮とは…
ーーーーー基本情報ーーーーーーーー
名称:香取神宮
ふりがな:かとりじんぐう
住所:〒287-0017
千葉県香取市香取1697-1
連絡先:TEL 0478-57-3211 FAX : 0478-57-3214
授与所、御朱印受付の時間(通常)8:30~17:00
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下総国(しもうさのくに)一宮。旧社格は官幣大社(かんぺいたいしゃ)で、関東地方を中心として全国にある香取神社の総本社(そうほんしゃ)です。
茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、茨城県神栖市の息栖神社(いきすじんじゃ)とともに東国三社の一社といわれるほど格の高い神社です。
※一宮とはある地域の中で社格がもっとも高い神社のこと。
…つまりめっちゃ格式高い神社ということです。
寺社仏閣めぐりが好きな方には「官幣大社」ってとこも垂涎ものではないでしょうか。
大社で有名なのは出雲大社や宗像大社など、国宝級の神社ばかり。
それと同格の香取神宮となると、かなり見所があると想像できます。
東京駅から香取神宮のアクセスは「ドアtoドア」!?
今回のスタート地点は「東京駅」です。
なぜかというと、「東京駅⇔香取神宮前」直通のバスが出ているからです。
東京駅八重洲南口から右にでるとJRバス切符の販売所があります。
まずはそこで切符を買いましょう!
購入したらバス乗り場の6番で待ちます。
↓↓時刻表はこちら↓↓
https://kantetsu.co.jp/green-bus/highwaybus/highwaybus.html
1時間10分程度のバス旅になりますので、おにぎりなど持参してピクニック気分で行きましょう♪1日だけの休日でも日帰りでいけますね。
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香取神宮は参道も楽しめる!
東京駅のバス6番口からドアtoドア!
香取神宮の参道まであっという間につきます。
参道を進むと見えてくる「朱塗りの大鳥居」
やっぱり神社は朱色ですよね。
この大きな鳥居と朱色で神秘的な雰囲気になります。
春になると桜が咲くそうで、この辺だとちょっとしたお花見スポットだそうです。
鳥居をくぐると長い石灯篭の参道が。
石灯篭をよく見ると鹿の彫り物があります。
七宝と波紋様が描かれた石灯篭もあります。
長い参道ですが、石灯篭やまわりの花や木々を見ていると飽きませんね。
そして石灯篭が並ぶ様はどこか神秘的。
茶道でいうと「露地」のような役割をになっているのでしょうか。
露地とは茶室に向かうときの飛び石などの道のこと。
茶室に入る前に、心を浄化するためにわざと作られた空間です。
神社の参道もまさにそれですね。
参道には色鮮やかな紫陽花も咲いています。
美しいですね。
春には桜、秋には紅葉、そして梅雨には紫陽花。
いつ来ても飽きないですね!
参道をあるくと、石の鳥居が出迎えてくれます。
それにしても大きい。
参道入り口の朱塗りの鳥居もそうですが、さすが官幣大社。
ビックスケールだ!
石鳥居をくぐると、もう少しで本殿です。
参拝まえに手水舎で身を清めましょう。
なんだか豪華な手水舎です。
極彩色で朱塗り!
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参拝のまでにちょっと上をご覧ください
さあいよいよ本殿に向かいます。
見えてくるのは楼門。
この楼門は国指定の重要文化財です。
楼とは、2階建て、立派な、という意味です。
まさに楼門!
軒下部分にかけられている「香取神宮」と書かれた扁額(へんがく)
これは日露戦争で有名な「東郷平八郎」が書かれたものだそうです。
めっちゃ字うまい人だ。
楼門をくぐると何か見えてきます。
あれは、、、茅の輪くぐりだ!
訪問した時期は6月下旬。
ちょうど夏越の祓(なごしのはらえ)の時期です。
(1年の内の中間地点、半年分の厄を払うための儀式です)
神社ではこの茅の輪をくぐることで厄を落とします。
詳しくはここに↓↓
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いよいよいよいよ香取神宮の最深部です!!
ついに到着。
ご覧ください。
参拝客を優しく守るように頭上には檜皮葺(ひわだぶき)の唐破風と千鳥破風屋根が二重に付けられています。
軒下の蟇股や組物の部分には極彩色のペイントがしてあります。
ちょっとアップで見てみましょう。
色鮮やかですね。
極彩色というと日光東照宮をイメージしますが、どこか中国風のイメージもします。
極彩色は、極楽浄土をイメージするために発達した文化だそうで、神宮といえばかつては「神宮寺」と言われた神仏習合の神道を色濃く継承した神社です。そのときの名残でしょうか。
詳しくはここに書いてありました↓↓
神社を横から見てみましょう。
右側が拝殿、真ん中が入口、左側が本殿です。
黒漆が塗られており。全体的に格式高さを感じさせられます。
それにしても神社ってなんでこんなにも美しいのでしょうか。
左右対称の美、わびさび、漆や極彩色など伝統工芸の美、建築美。
すべてがミックスされたものが神社です。
思わず足をとめて、うっとり見てしまいますね。
荘厳にしてしなやか。
これほど美しい建物が日本にあることに感謝ですね。
そういえば楼門に珍しい木製の狛犬が。
木彫りって珍しいですよね。
手掘り感があって優しい雰囲気。
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まるで冒険ファンタジーゲームのような石!?
香取神宮にはさらに見所があります。
なんと伝説の生き物が封じられている場所があるとか。
なんだか冒険ゲームみたいですね。
参道に戻ると、途中に香取護国神社の鳥居があります。
ここをくぐり奥に行くと。。。
これがそれです。
「要石(かなめいし)」
地震をおこす大ナマズを押さえつけるため地中深くまで刺さっているそうです。
実物がこれ。
ちなみに茨城県の鹿島神宮にある要石が凹形、香取神宮の要石が凸形だそうです。
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さいごに
約1時間程度が観光の目安です。
帰りは参道前のバス停に
「佐原駅行」↓
「東京駅行」↓
https://kantetsu.co.jp/green-bus/highwaybus/highwaybus.html
が用意されてます。
バス時間をチェックしてからの参拝をおすすめします!
わたしのおススメとしては、佐原駅に行くことをおススメします。
佐原駅周辺は「小江戸」と呼ばれ、昔ながらの古い町並みが残っている貴重な地域です。
香取神宮からバスで10分程度なので、参拝の際にはぜひお立ち寄りください!
・煎茶道家「よくせん」とは~「はじめての煎茶道教室in大阪」開講しました!
http://yokusen.hatenablog.com/entry/2019/12/07/142829
・煎茶道 黄檗賣茶流教授 東叡山翼仙(とうえいざんよくせん)とは!
http://blog.hatena.ne.jp/yokusen/yokusen.hatenablog.com/edit?entry=26006613537354011
(せんちゃどう おおばくばいさりゅう とうえいざんよくせん)