【宮城旅行ブログ】仙台で行くべき観光スポット5選【大人の休日・デートにも】
煎茶道家翼仙がおすすめする、宮城県仙台市に行ったら絶対に行ってほしい観光地を5つ選びました。
こんにちは。
宮城といえばご飯美味しい、自然あり、レジャー楽しい、アクセス良い!
観光にはベストな場所なので、みなさんぜひ来てくださいね。
【目次】
宮城県仙台市とは、どんな街?
まず仙台という街について知っていきましょう。
【仙台市の由来】
仙台城(せんだいじょう)は青葉山(あおばやま)の上に建立されました。その青葉山の南にある大満寺(だいまんじ)の虚空蔵堂(こくぞうどう)に安置されている千体仏(せんたいぶつ)が由来と言われています。なので千体→千代→仙台というように名前が変化したのが通説です。
【仙台藩になってから】
1601年に初代仙台藩主である伊達政宗(だてまさむね)が現在の仙台城址に居城を移し、仙台藩の街づくりに乗り出しました。文字通り「千代続く街になるように」様々な仕掛けがなされました。
【明治以降】
東北の盟主である仙台藩は、会津藩に呼応し幕府側につきましたが敗れ、伊達家は一部が開拓のため北海道へ移住。中央政府からにらまれ、東北が軽視される政策がとられました。
【昭和以降】
仙台大空襲を経て、城や重要な建築物、旧市街は燃えてしまいました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
なのでどうしても昔の街並みがそのまま残っている金沢や京都と比較すると、観光という部分に関しては満足度は低くなってしまうかもしれません。
しかし現存する瑞鳳殿(ずいほうでん)や大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)などかつての仙台藩の繁栄や暮らしぶりを感じる名所は確実に残っていますし、仙台ならではの無形文化も継承されてます。
その一つ一つをじっくり見て、当時の人々の文化や歴史を感じ、思いをはせるゆっくりとした観光が仙台には適しているのではないかと私は思っています。
このルートで実際に観光してみました!【瑞鳳殿→仙台城址→大崎八幡宮→仙台東照宮→愛宕神社】
仙台では市内を循環するバス「るーぷる仙台」に乗って観光するのがおすすめです。
このバスに沿ってみて回ります。
宮城仙台その①仙台一望の絶景ポイント「仙台城跡」
名称:仙台城跡
ふりがな:せんだいじょうあと
住所:〒980-0862 仙台市青葉区川内1
連絡先:TEL 022-367-1611
拝観料金:城跡は無料。青葉城資料展示館 個人:大人700円、中高生500円、小学生300円/団体(20名以上)大人630円 中高生450円 小学生270円
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明治維新以後の戦死・戦没者の御霊約56,000余柱を祀っている神社。
仙台城跡本丸跡に鎮座し、初詣や七五三等賑わいを見せている。
仙台城の石垣は,角部が弓なりの美しい勾配が特徴で,積み石の間に隙間なく,
横目地は水平に通るように積まれた「切石整層積み」と呼ばれる技法が用いられています。
宮城仙台その②伊達政宗の霊廟「瑞鳳殿」
ーーーーー基本情報ーーーーーー
名称:瑞鳳殿
ふりがな:ずいほうでん
休館日:12月31日(資料館 1月1日)
連絡先:電話:022-262-6250 E-mail:zuihoden@zuihoden.com
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ホームページ:瑞鳳殿ー仙台藩祖伊達政宗公が眠る霊屋
仙台のひと際派手な入り口「涅槃門(ねはんもん)」
杉や竹林に覆われた参道を進むと、ひと際派手な建物が見えてきました。
一目見るやまず色鮮やかな門構えに圧倒されます。
ここが瑞鳳殿(ずいほうでん)への入り口です。
さすが伊達者(だてもの)!この世から居なくなっても存在感がすごい!
涅槃門はまだ序の口でした…
ご覧くださいこれが政宗のお廟です。
政宗公の威風を伝える桃山様式の豪華絢爛たる廟建築がすごい。
鮮やか過ぎる…
優しい色合いが素敵です。
宮城仙台その③県内に2つある国宝の内の1つ「大崎八幡宮」
ーーーーーーーー基本情報ーーーーーーーーーーー
名称:国宝・大崎八幡宮
ふりがな:こくほう・おおさきはちまんぐう
住所:〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1
連絡先:TEL:022(234)3606 FAX:022(273)1788
アクセス:JR仙山線「国見駅」下車。徒歩15分。
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昭和27年国宝指定。慶長12(1607)年、伊達政宗公によって創建されました。
鳥居に付いている篇額(へんがく)は畳4畳分ものサイズ!
ちょっと見てみましょう。
八幡宮の額。
八の字が鳩が二羽寄り添っているように描かれてます。
親子でしょうか、可愛い!インスタ映えしそうですね。
鳩は平和の象徴ですが、八幡神の使いでもあります。
大崎八幡宮の本殿です。
権現造(ごんげんづくり:別名石の間造)の典型で、本殿・石の間・拝殿が一体となっています。
昭和27年国宝指定。慶長12(1607)年、初代仙台藩主である伊達政宗公(だてまさむねこう)によって創建されました。
見事な千鳥破風(ちどりはふ)が3つ、向拝(こうはい)に軒唐破風(のきからはふ)が1つ見えます。
軒下には鮮やかな色合いの装飾が施されています。
初めて見た方は、その壮麗さに圧倒されます
現代の日本のお寺や神社には見ない色合い、木工細工、比翼入母屋破風。
これを見るだけでも旅行してきた意味はあります
大崎八幡宮は崖の上にあります。
急な階段を上らなくてはいけません。
石でできた太鼓橋を渡り、石の一ノ鳥居をくぐるのですが、、、
(ちなみに石鳥居は県の重要文化財に指定されています)
鳥居の下には何やら
何やら乾いた水路が!
実はここ、仙台が杜の都を呼ばれるようになった由来の場所でもあるんです。
伊達政宗は、仙台の町全体に水路をひくために、四つの谷を抜ける大工事を行いました。その結果、町のすみずみまで水が行きわたり、植物が育ち居久根(いぐね)と呼ばれる宮城独特の屋敷林が形成されました。それが杜の都の由来と言われています。
宮城仙台その④伊達家の技術の粋「仙台東照宮」
ホームページ:仙台東照宮 | 神社|宮城県仙台市にある国指定重要文化財
連絡先:TEL 022(234)3247 FAX 022(272)9852
アクセス:JR仙山線東照宮駅より徒歩3分/バス仙台駅発17番のりば宮町経由南光台・旭ヶ丘行き宮町5丁目下車徒歩3分
徳川家康公を祀り、杜の都を見守り続けて約360年、鬱蒼たる木立の中に鎮もる伊達文化の粋・最高の技を結集した古社です。
みどころは、国指定重要文化財に登録されている本殿・唐門・透塀・随身門・石鳥居です。
まずは随身門(ずいしんもん)。
1654年に建てられたもので、当時の最高技術が使われており、まるで350年以上たっているとは考えられないほどしっかりしています。
妙法院宮尭然親王筆の「東照宮」の扁額が掲げられています。大きな屋根は1.5km離れた宮町通りの南端からでもはっきりと視認できます。
石灯篭がずらーッと並ぶ参道。
多くが伊達家一門御奉納のものです。
拝殿。
神様がお鎮まりになる建物を本殿と呼び、それに対して人がお参りをする建物を拝殿と呼びます。
銅瓦葺きの入母屋屋根が荘厳さを醸し出しています。
銅瓦葺きの唐門と本殿。
鳳凰、麒麟、獅子の円形彫刻により装飾された扉は現在では4月17日の例祭日のみ開きます。
宮城仙台その⑥仙台総鎮守社「愛宕神社」
ーーーーーーーー基本情報ーーーーーーーー
名称:仙臺総鎮守 愛宕神社
ふりがな:せんだいそうちんじゅ あたごじんじゃ
住所: 〒982-0841 宮城県仙台市太白区向山4丁目17−1
駐車場料金:無料
問合せ:022-223-6096
アクセス:仙台市営地下鉄「愛宕橋駅」から徒歩10分
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その後、慶長8年に伊達政宗公の千代城(せんだいじょう:仙台城のこと)の入城後に造営(ぞうえい)され、仙台駅から南の広瀬川を愛宕大橋で渡り、この愛宕山(あたごやま)に鎮座されました。
お正月に撮影したため少し賑やかな感じ!
手水舎が歴史を感じます。
なんと磐で出来ているんです。
どこから水が湧いているんだろう、、、
苔むしてて神秘的です。
愛宕山というだけあって、境内までは階段を10分ほど登ります。
小高い山の上にあるので、仙台を見下ろすことが出来ます!
ちょうど展望デッキが設置されてあったので、そこからの景色も撮りました。
仙台を横断する一級河川「広瀬川(ひろせがわ)」
その向こうには仙台の街並みが見えてきます🏙
中央左に見えるのが一番高いビルがウェスティン仙台、その右に見える白いビルが住友生命ビル(通称SS30ビル)である。
展望デッキから徒歩1分。
愛宕神社で満足してしまい、行かない人が多いんですがここで仙台通かどうかが分かれます、、、
なんとこのお寺、仙台の発祥となった重要な場所なのです。
お寺のホームページから拝借したものです。
千躰→千代→仙台が由来になったそうです。
ここが仙台発祥の地!!
キャラクターっぽくて可愛い、、、
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(せんちゃどう おおばくばいさりゅう とうえいざんよくせん)