【京都旅行ブログ】八幡市で行くべき観光スポット【大人の休日・日帰り・デートにも】
【京都旅行ブログ】八幡市で行くべき観光スポット【大人の休日・日帰り・デートにも】
こんにちは。
旅好き茶道家のよくせんです。
2018年3月、例年になく暑い春になり桜の開花が早くなりました。
今年は京都市を少し離れ、八幡市のお花見スポットに行ってきました。
【目次】
スポット①国宝「石清水八幡宮」
ホームページ:石清水八幡宮
アクセス:京阪電車「八幡市駅」から徒歩1分、男山ケーブル「男山山上駅」 下車徒歩5分
国指定重要文化財「石灯篭の参道(いしとうろうのさんどう)」
ロープウェイを降りて、すこし歩くと参道があり、石灯籠がズラーッと並ぶ静粛な参道がでてきます。
じつはこの石灯籠(いしとうろう)は重要文化財(じゅうようぶんかざい)に指定されています。江戸時代以前から、数世紀にわたって寄進(きしん)されつづけたものであり、さすが国宝・岩清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の歴史深さを感じられます。
徳川家が寄進した「南総門」
さきほどの石灯篭(いしとうろう)の参道(さんどう)を抜けると南総門(みなみそうもん)が見えてきます。
社殿前にそびえたつ、壮大な南総門から奥にある社殿を見ると、社殿が少し西側を向いていることが分かります。これは、御神前にて参拝したのち帰る際に、八幡大神様に対して真正面に背を向けないよう中心を外しているといわれています。
門をくぐり正面からくると、西向き具合が分かります。
境内にはソメイヨシノも植えられており、春の参拝はにぎわいます。
国宝「岩清水八幡宮」本殿と楼門
国家鎮護の社として都の裏鬼門に位置する男山山上に御鎮座されてより1150年以上の間、京の都を守り、民の篤い崇敬を受け今に至る。
尋常じゃない歴史と格ですね。
お賽銭するのも並ぶぐらい人気です。
楼と唐破風屋根の重なりが豪勢ですね。
普通はどちらかだけ見かけるだけでも格の高い神社なんやろうなと思いますが、
さすが岩清水八幡宮…
唐破風屋根の下にある虹梁部分をご覧下さい。
蟇股(かえるまた)部分に一対の向かい合う鳩の錺金具(かざりかなぐ)があり、よく見ると向かって右側の鳩は少し口を開けています。神使である鳩が社殿の正面にて狛犬と同様に阿吽の呼吸で御神前をお守りしています。
そして鳩の上には龍と虎。木鼻には龍。
石清水八幡宮は陰陽五行の鬼門封じによりこの場所に勧請されました。
陰陽道では東西南北に四神(南に朱雀、東に青龍、西に白虎、北に玄武)を配置します。それでここには龍と虎が彫られているんですね。
建築まで楽しむ、、、これが大人の京都観光ですね。
実は先ほど紹介した南総門の裏側にも檜皮葺の唐破風屋根が付いています。
江戸三大将軍家光の寄進だとか。
もうすごい。オンリー京都です。
境内には他にも見所があります。
「信長塀」
1000年の歴史がある岩清水八幡宮は壁すらも価値があります。
土と石灰を練り固め、瓦を多数積み重ねたもので、耐久性と耐火性に優れた堅固な塀です。
安土桃山時代に織田信長本人が寄進したものです。知らなかったらそのまま通り過ぎていましたね。
「鬼門封じ」
ここも細かいところですが。
丑寅の方角「鬼門」(東北)を封じるために、社殿の石垣を切り取った造りになっています。
国指定文化財の北総門。
色あせた朱色と信長塀、普通の神社じゃ見れないですよね。
末社も鮮やかな色遣いです。
「校倉」
江戸時代中期から存在するもので、類例の少ない校倉建築として有名です。
(校倉とは、角材や三角材を組みあげて造った倉のことで東大寺正倉院や唐招提寺経蔵が有名です)
絶景「洛南の一望の展望台」
境内の展望台からは、洛南の景色が一望できます。
有名な名神高速道や木津川、遠くは京都タワーまで本当に眺めが良いです。
(かつて京都は中国の都市「洛陽」に例えられました。その京都の南側にある宇治や伏見桃山を洛南と言います)
写真真ん中にある白い橋。
木津川にかかる橋ですが、この袂に桜並木があります。
あれが京都で今一番人気の花見スポット「背割堤」です。
行ってみましょう!
スポット②絶景の桜並木「背割堤」
岩清水八幡宮からほど近く。
淀川と木津川を分ける背割堤があります。
ジョルダン調査によるとお花見スポット人気ランキング全国3位、京都府1位を獲得しております!
絶景「桜天井」
全長1.4キロメートルの桜並木は圧巻です。
並木道を歩くとすごいです。
まるで桜天井。
観光客も多いですが、写真にあるようにスペースが空いてます。
京都市から離れていることもあり、そこまで混雑にはなりません。
桜の下なんか特等席。
芝生に座りながら読書したり宴会したり黄昏たり。
桜の木1本1本が大きいので迫力があり見応えがすごい!
天気が良いと青空とピンクの桜と緑の芝生、3つのコントラストが本当に綺麗に見れます。3月下旬から開催されるさくら祭には屋台もでているので、1日ここで楽しめます!