【煎茶道翼仙教室】大阪阪急百貨店梅田本店の個展に参加してきました。
こんにちは。
煎茶道翼仙教室の翼仙(よくせん)です。
今回は百貨店の超高級フロアである最上階で開催された個展に参加したときの記事です。
宗匠といえばその流派のトップ。
煎茶道一本で生活されているかといえば、ちょっと違うんです。
宗匠は画家なんです。
学校を卒業されて以来、ずっと画家と若宗匠、2つの道で生きてきた方。
絵の題材は「神獣」です。
正直まだどんな絵を描かれているかも知らず。
そんな時に宗匠が百貨店で個展をすると聞き、参加することに。
今回は宗匠の個展を見に、梅田の阪急百貨店本店へ。
大阪駅前の一当地にデカデカとそびえ立つ!
阪急百貨店は関西の老舗百貨店。
大阪の中心地である大阪駅と梅田駅の真上に位置しており、客足がすごい!!
かなり潤っているところです(同じ百貨店で働いていた者として羨ましかった―(ToT)w)
こういうところで個展できるってすごいなー!
百貨店に入るのでさえ大変な人の波。
もうかき分けながら入店しました(言い過ぎかw)
エレベーターガールのいるエレベータで一気に7Fへ。
さすが阪急百貨店、7Fでもお客さんが多くて賑やか。
(そして良い香りがする百貨店やなー(^○^))
ロレックスなど時計やアクセサリーの高級店を横目に(緊張w)
個展をされている画廊を見つけました。
美術画廊の入口には、二曲一双の屏風が出迎えを。
そこには二羽の色鮮やかな聖鳥が描かれています。
これは、、、点絵、極彩色のドット絵、若宗匠の絵です。
美しいなー。。。
相国寺承天閣美術館で見た伊藤若冲の襖絵に描かれていた阿吽の双鶴図を思い出しました。
2羽の鶴はその大きな羽を広げ、空を見上げながら、力強く鳴き声を上げる。
鶴は縁起の良い鳥で、昔から描かれてきた定番の題材。
今回このような点画で描かれているの初めて見た。
伊藤若冲といえば、江戸時代を代表する京都の画家。
その作品のほとんどは国宝や重要文化財になり、本物を見ることすら難しい。
伊藤若冲のお茶の師匠は、売茶翁(ばいさおう)という黄檗禅宗のお坊さんです。
売茶翁とは、煎茶道の中興の祖であり、喫茶文化を広めた禅僧です。
そして当流派の祖は「売茶翁」です。
何かつながりを感じる、、、
聖鳥には、青海波や曼荼羅のような伝統的で幾何学的な柄が描かれており、細かいところまで鮮やかに色づけされていました。伝統的かつモダン。過去と現在のリンク…1枚の絵で色々なことが感じ取れます。
和と洋どちらにも合う絵でした。
んんんー何枚か欲しい。
今までこういった美術関係には疎かったのですが、これから勉強していこうと思った日でした。。。
・茶道家「よくせん」とは~「はじめての煎茶道教室in大阪」開講しました!
http://yokusen.hatenablog.com/entry/2019/12/07/142829
・煎茶道 黄檗賣茶流教授 東叡山翼仙(とうえいざんよくせん)とは!
http://blog.hatena.ne.jp/yokusen/yokusen.hatenablog.com/edit?entry=26006613537354011
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(せんちゃどう おおばくばいさりゅう とうえいざんよくせん)