【富山県旅行ブログ】富山は美しいところでした1日目
煎茶道家翼仙おすすめの美しい富山県のおすすめスポットを書いた記事です。
こんにちは。
煎茶道東叡山翼仙教室の翼仙(よくせん)です。
ーーーーーーーこの記事の目次ーーーーーーーー
----------------------
いつも連休の直前に旅行先を決めるのですが、今回は北陸ではちょっと影の薄い富山県に行ってきました。
「富山といえば、、、、あれ、、、?」
何があるか分からない。
でもその分ワクワク感が増してきます。
冒険感というか探検感?
北陸新幹線で富山へいこう!
富山駅に到着!
めちゃくちゃカッコ良くないですか!!
天井のさらしの鉄骨とそれを支える白い支柱とか、それが延々と向こうまで伸びている武骨な感じとか。
流行りの吹き曝しってやつですかね?
ここを新幹線が通るって想像すると秘密基地みたいでワクワクしますね。
駅構外に出るとホームの全貌が見えます。
向かって右手にはバスロータリー。左手には路面電車の始発駅があります。
新幹線・電車・路面電車・バス・レンタサイクルがすべて駅近くに集中していて便利。
これが地方行政が目指すべき「コンパクト・シティ」ってやつですかね。
写真の真ん中に見える黒い乗り物が路面電車です。
てっきり昔のちんちん電車をイメージしていたのですが、洗練された外観がめちゃくちゃカッコ良い。
市内の観光地をぐるぐる回る環状線の役割も果てしており、観光に来た際はめっちゃお世話になりますので、一応URL載せておきました!
富山駅前を拠点にレンタカーで移動予定ですが、その前に軽く腹ごしらえ。
東京から新幹線が2時間もかかったのでお腹が空きました。
駅構内に地場産品が食べれる「とやマルシェ」があったので行ってみました!
富山駅でおすすめのランチスポット!
大当たり!
富山名物ブラックラーメン!!
なんと並ばずに入れました。
お土産を購入する観光客が多く、みなさん買い物の方に夢中でしたね。
関連ランキング:ラーメン | 富山駅、富山駅、電鉄富山駅・エスタ前駅
醤油の味が濃い!
チャーシューが肉厚で美味い!
世界遺産でミシュランガイド最高ランク「五箇山菅沼合掌造り集落」
ーーーーーー基本情報ーーーーーーーー
名称:五箇山合掌の里
ふりがな:ゴカヤマガッショウノサト
定休日 : 冬期
連絡先:TEL: 0763-67-3300
FAX: 0763-67-3644
アクセス:城端駅からバスで42分下車後に徒歩で5分
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
富山駅からレンタカーで1時間以上。
ミシュラングリーンガイド・ジャポンに三ツ星観光地として掲載されている、合掌作りの郷にきました。
これが江戸時代に建てられ現存する最強の古民家「合掌作り家屋」
合掌作りとは、日本の住宅建築様式の一つです。急勾配の屋根を持つことが特徴で、その屋根の勾配は45度から60度まであるとのこと。
この辺は立山連峰の影響があってか、積雪量が多く、屋根や家の梁を大きくしないといけないので、必然的に家を大きくしないといけないのです。
特産品を販売しているかっぱさん。
この家屋がこの集落で一番古いらしく、その歴史は江戸時代までさかのぼるらしい。
凄すぎだろ、、、
黄金色に輝く稲。
背景には茅葺の家と深い森。
これぞ日本の原風景って感じですね。
カフェスペースもあって、昔ながらの雰囲気をゆったりした気分で味わえます。
集落の中にある五箇山民俗館に入ってみました。
中には昔からこの地域で使われていた家財が展示されています。
ここに写っているのは薬ダンス!珍しいですね。
籠の渡し (かごのわたし)
当時は川を渡るときに、両岸にツルを張り、そこに籠を吊るして渡っていたそうです。
実はこれ、以前に見た事がありまして、徳島県の祖谷にある吊り橋です。
徳島の祖谷も平家の落人村があり、ツルで出来た橋は、追手が来た時にすぐ切断できるようにわざと作っていたようです。
この五箇山集落周辺にも同じ平家の落人伝説が残っているのでその関係かな。
塩硝の館 (えんしょうのやかた)
ーーーーーーーーー基本情報ーーーーーーーー
名称:塩硝の館
ふりがな:えんしょうのやかた
定休日 : 無休・年末年始のみ休館(12/29~1/1)
営業時間:4月~11月 9:00~16:30 ・ 12月~3月 9:00~16:00
連絡先:TEL: 0763-67-3262
アクセス:車/五箇山ICより国道156号線を砺波方面へ約1分で菅沼展望広場駐車場へ
バス/世界遺産バス「菅沼」バス停下車、徒歩1分
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合掌作りの家は、大きいと3階、4階までフロアーがありますが、そこでは蚕が育てられていました。
その蚕の糞尿や菌を利用して作られていたのが「火薬」です。
天領とは無税地帯(タックスヘイブン)という意味で、ようは年貢を取られません。
その代りに火薬を生産して、富山藩や加賀藩に供給していたそうです。
だからこんな山奥に、こんな立派な家が建っているんですね。
残されていた当時の道具から色んな事が分かりますね。
そして一番興味深かったのが、火薬を生産していた場所です。
実はこの合掌作りの家のリビング部分の床下なんです。
地層を調べた結果判明したようです。
囲炉裏など火の元があるのに、すごいところで生産してましたね笑
日本最古の民謡「むぎや節」を見る!
麦や節(むぎやぶし)は、五箇山民謡(ごかやまみんよう)の代表でもあり、日本最古の民謡として全国的に知られています。歌詞のうたい出しが「麦や菜種は……」だったことから、「麦や節」と呼ばれるようになりました。
地域のお祭なので、客入りはまあまあ。
テレビ局もきてました。
「浪の屋島を遠くのがれきて、薪伐(まきか)るちょう深山辺(みやまべ※)に」
※山深いところ
むぎや節のこの歌詞にうたわれる一節です。
壇ノ浦の戦に敗れた平家一門の落人が、越中五ケ山(えっちゅうごかやま)に隠れ住み、弓矢を鋤鍬(くわすき)に持ち替えて生活を続け、仕事の合間に歌い始めたのが、むぎや節のおこりと言われています
男性と女性で「古代神」
舞いの動きが美しい。
舞台の上に吊るされている提灯をご覧ください。
「むぎや」の隣には「蝶」の紋付提灯が吊るされています。
蝶は平家の家紋です。
実際に平家が自分たちの暮らしや歴史を後世に残すために作った民謡なんですねえ。
むぎや節はグループでもデュエットでもソロでも楽しめます。
着物が美しい、、、
といちんさ
かわいい子鳥のような動きをイメージした踊りです。
小鳥のようにテキパキ動く娘になるように願いを込めたそうです。
女性の着物が五分丈なのは数百年の前のファッションで、綺麗な素足と太もものラインが見えるようになっているとか。面白いですねえ。
約2時間30分の講演でした。
思わず見入ってしまい、あっという間に感じました。
これで500円って安すぎますね。
夜はしっぽり日本酒を!
夜は富山市に戻って居酒屋へ。
富山と言えば日本酒が盛んなので、一杯目から頂きます。
富山と言ったら魚!!
天然の生簀を言われる氷見湾から直行される美味しいお刺身が食べれます。
これで1500円。安い!美味い!!
関連ランキング:居酒屋 | 富山駅、新富町駅、電鉄富山駅・エスタ前駅
・煎茶道家「よくせん」とは~「はじめての煎茶道教室in大阪」開講しました!
http://yokusen.hatenablog.com/entry/2019/12/07/142829
・煎茶道 黄檗賣茶流教授 東叡山翼仙(とうえいざんよくせん)とは!
http://blog.hatena.ne.jp/yokusen/yokusen.hatenablog.com/edit?entry=26006613537354011
- HPはこちら!フォローお願いします。
・煎茶道翼仙教室オンラインお稽古のホームページはこちら。
(せんちゃどう おおばくばいさりゅう とうえいざんよくせん)