【やってみた】そうだ、京都で香道を知ろう。
京都で日本三大芸道(茶道、華道、香道)の一つ「香道(こうどう)」を体験してきた記事です。
こんにちは。
煎茶道翼仙教室の翼仙(よくせん)です。
いきなりですが、皆さん、【香道(こうどう)】ってご存じですか?
私もお茶会やら門弟(もんてい)の方々と話しいると、さらっと単語を聞くぐらいで、詳しくは知らなかったんですが、最近時間があり、ふと思い立って詳しく知りたいと思い、いろいろと調べました。
Wikiによると…
香道(こうどう)とは、沈水香木(じんすいこうぼく)と言われる東南アジアでのみ産出される天然香木(こうぼく)の香りを鑑賞(かんしょう)する芸道である。「香道」自体は日本独自の芸道である。
なるほどーという感じです。
「道」と付くぐらいですから、日本独自のものですよね。
しらべれば調べるほど奥が深く、とても気になったので、なんとか体験したいと思いネットで検索、すぐに出てきました!さすが京都!
今回はそんなこんなで先日参加してきた香道ワークショップ様子を書いていきます。
京都御所(きょうとごしょ)から徒歩5分、私の古巣(ふるす)である虎屋京都(とらやきょうと)一条店の近くに、とても有名な香木屋があります。
「山田松香木店」こちらの60分のワークショップ に申し込みました。
ーーーー基本情報ーーーーーー
名称:山田松香木店京都本店
ふりがな:やまだまつこうぼくみせきょうとほんてん
住所:〒602-8014京都府京都市上京区勘解由小路町164
電話番号:075-441-1123
営業時間:10:00~17:30(年末年始を除く)
ーーーーーーーーーーーーー
淡い黄色の暖簾が老舗感を醸します。
暖簾って良いですよね。
店内に入ると物販もあってお土産も買えます。
今回は時間ぎりぎりに行ったので、さっそくワークショップ用のお部屋へ!
灰は山型に波の文様で整えられており、灰の中には火が付いた炭が入っているので
実はこのお道具結構熱いです。
今回試したのは、5種類の香木の香りを「聞く」源氏香というお点前。
(香道では、香りを「嗅ぐ」ではなく、「聞く」と表現します)
たぶん文章で説明できないほど複雑(というか私が分かってないだけですが笑)なルールなので省きますが、下記画像の左側に記号が52種類あります。席主からまわってきた香木の香りを聞き、52種類の中から正解を当てるのが香道です。
5種類の香木がまわってきて、メモをとりながら、香りを「甘い、塩味、塩辛い、酸っぱい」などの表現で分けていきます。5種類どの香りか分からない中で、自分の嗅覚と記憶だけが頼り。緊張の空間です。結果はもちろん全部外しました笑
こんな感じであっという間に60分が過ぎます。
(この画像の香木は「伽羅」と呼ばれるもので、グラム数千円するとか。)
いろいろなお香が見たいと思い、近くの香木屋「松栄堂」へ移動
松栄堂さんは、京都の香木業界のトップ企業として最近メセナ施設
「薫習館(くんじゅうかん)|香老舗 松栄堂」をオープンされました。
ビギナーでも、はじめての方でも香木、香道についてやさしく学べる施設なので
無料で入れておすすめです。館内には貴重な香木が展示されています。
ドライフルーツみたいです。
しかし顔を近づけて、香りを聞いてみると、かなり刺激的!!
エスニックという表現が一番合いますね。
名前からして、明らかに舶来もんです。
こちら竜脳という香木を強く聞ける装置。
近未来感がすごい。
なんだか理科の実験みたいです。
この「かおりBOX」は3種類それぞれ別の、甘い、刺激的、しょっぱい香りがします。
ここにいると嗅覚が刺激されて、不思議な感じになります。
嗅覚を刺激しすぎて、お腹が減ったので、落ち着いた京都らしいものを食べに
老舗のおうどんのお店へ。
鳥なんばそばと親子丼。
出汁がきいたそばは、最後の一滴まで飲み干せます。
また暖簾です。
暖簾って京都感がありますね。老舗感というか。
もっと香道知りたいな。
また勉強しに来ます!
・煎茶道家「よくせん」とは~「はじめての煎茶道教室in大阪」開講しました!
http://yokusen.hatenablog.com/entry/2019/12/07/142829
・煎茶道 黄檗賣茶流教授 東叡山翼仙(とうえいざんよくせん)とは!
http://blog.hatena.ne.jp/yokusen/yokusen.hatenablog.com/edit?entry=26006613537354011
- SNS、HPはこちら!フォローお願いします。
・インスタグラム
・煎茶道翼仙教室オンラインお稽古のホームページはこちら。
・アメブロ
・旅好き茶道家よくせんのブログ「国内旅行編」
(せんちゃどう おおばくばいさりゅう とうえいざんよくせん)