煎茶道大阪上本町教室ブログ

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【宮城旅行ブログ】塩釜でいくべき観光地4選【大人の休日・日帰り・デートにも】

煎茶道家翼仙がおすすめる。宮城県塩釜市に行ったら絶対に行ってほしい観光地を4つ選びました。

 

こんにちは。

煎茶道 東叡山翼仙教室の翼仙(よくせん)です。

今回は宮城県塩釜市に行ってきました。

 

宮城県景勝地塩釜市」を知っていますか。

 

県外の方は、仙台や松島という地名は”るるぶ”や”まっぷる”など旅行雑誌にも頻繁にワードとして出てくるのと聞いたことがあると思います。

しかしその有名な仙台と松島の中間にあり、観光としてもけっこう楽しい、塩釜(しおがま)を知っている人はあまりいないのではないでしょうか?

 

塩釜市とは、宮城県の中心に位置する自治体で、太平洋は仙台湾に面する漁港の町です。奥州一之宮(おうしゅういちのみや:宮城県で一番格の高い神社のこと)である鹽竈神社(しおがまじんじゃ:古代の漢字がこのように書く)と御釜神社(おかまじんじゃ)があり、いわゆる宮前町(みやまえちょう:神社の周辺として栄えた町のこと)です。

歴史は古く、平安時代坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が多賀城国府を設置した際に、国府津(こうづ:多賀城が支配する港)が塩釜に置かれました。塩釜の発展の歴史は、そこからはじまります。

 

国府多賀城は、東北行政をつかさどる拠点として、東の京都と言われ、京都から行政官が派遣されるようになりました。その都度、この塩釜湾の景色が歌枕として和歌に使われ、平安時代より塩釜は景勝地として知られるようになりました。

 

これは余談になりますが、塩釜が歌枕として使われはじめ、この東北にあこがれを抱いた平安時代の貴族である源融(みなもとのとおる)は、伝聞だけの知識しかありませんが、京都に塩釜の景色を模した庭園「渉成園(しょうせいえん)」をつくりました。実はこれ、いまも見ることができまして、京都駅から徒歩10分、東本願寺枳殻邸(きこくてい)として、いまは観光地として拝観することができます。

 

観光地として知られていませんが、実は歴史が深い塩釜市

宮城県で一番格の高い神社(奥州一之宮)があったり、海産物が美味しかったり、お土産物が豊富だったりと楽しい旅になるんです。

ぜひぜひ休日や連休は大人のデートに使って頂きたい場所でもありますね。

ここではそんな塩釜市のおススメ観光スポットを載せていきますね。

 

 【目次】

 

 

その①陸奥一宮「塩釜神社

www.shiogamajinja.jp

 ーーー基本情報ーーーー

名称:志波彦神社・鹽竈神社

ふりがな:しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ

住所:〒985-8510宮城県塩竈市一森山1-1

連絡先:TEL 022-367-1611

開門時間: 午前5:00~午後8:00

ーーーーーーーーーーーーー

 

塩釜神社とは、 奥州一ノ宮として1300年以上の歴史を持つ東北を代表する古刹です。

(一宮とは地域の中で最も社格の高いされる神社のことです)

この表参道は202段の石段が名物で、はっきり言ってめっちゃ疲れます。

しかし、上に着くと、塩竈港(しおがまこう)・松島湾牡鹿半島(おしかはんとう)・金華山(きんかさん)などの眺望がすばらしいですので頑張りましょう。

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宮城県にある鹽竈(しおがま:塩釜)神社



 

 

 

社殿は、伊達家4代綱村から5代吉村にわたって9年の歳月をかけ、宝永元年(1704)に竣工(しゅんこう)されたもので、平成14年に国の重要文化財にも指定されました。

御祭神は別宮に鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)・左宮に武甕槌神(たけみかづちのかみ)・右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)の御三神をお祀りしております

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宮城県にある鹽竈神社本殿



 朱色の拝殿が歴史を感じさせます。

 

 

境内の桜の美しさでも知られており、天然記念物の「塩釜桜(しおがまざくら)」の開花期間には、ライトアップや観桜茶会も開かれ、多くの人で賑わいます。

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その②伝説の神釜がある…「御釜神社

ホームページ:御釜神社 | 旅*東北 − 東北観光ポータル

 

 

塩釜神社の表参道から徒歩3分、御釜神社(おかまじんじゃ)の鳥居が見えてきます。

塩釜神社の境外末社は14あるのですが、その中でも御釜神社は最も重要な神社です。

実はここに塩釜神社の由来となった「御釜(塩釜)」が奉納されているのです。

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宮城県塩釜市にある御釜神社



 

 

・その歴史1800年以上⁈伝説の日本三奇「塩釜」とは…

 往古製塩の業を伝えたといわれる鹽土老翁神の使用した釜に模して、鎌倉時代 (12世紀)と南北朝時代(14世紀)の製作といわれています。

これらの神釜には常時潮水が満たされており、藩政時代世の中に異変があればその前兆として水が変色したと伝えられます。実際に説明してくださる神主様によると、東日本大震災当日にはオレンジの錆がなくなり無色透明の水になったようです。

 写真右手前の釜が一番古く、神代の時代から受け継がれたものだそうです。

参拝には神主様にご参拝金100円を納めてからになります。

 

 

7月に行われる藻塩焼神事。

古代から続く製塩方法でつくられた塩が参拝される方に配られます。

その特徴は海藻である「藻」から塩を作ること。

そうすると塩分濃度の高い香りが良い食塩が出来上がるそうです。

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どうしてもこの塩が欲しい方は土産にこちらをおススメします。

「塩釜の藻塩」

神社近くの浦霞の販売店塩釜駅の直売所で取り扱っています。

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その③おすすめ御土産「伊達茶」

場所:矢部園茶舗

 

yabe-en.com

 

御釜神社から徒歩5分ほど。

塩釜にある老舗のお茶問屋さんがあります。

そこでは宮城で生産加工された日本最北限の煎茶「伊達茶」があります。

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香りが本当に良いんです。

ワイングラスで飲むと綺麗な緑色とお茶の良い香りが味わえておすすめです。

煎茶道を嗜む翼仙としてはここがおススメです。

休日にオシャレに最高の一服を自宅でいれてほしいですね。

 

 

その④全国トップ3に入る回転すし!?

お店:廻鮮寿司 塩釜港

食べログhttps://tabelog.com/miyagi/A0404/A040404/4003018/

 ランチはぜひここでお召し上がりください。

実は塩釜市は人口における寿司屋さんの割合が日本一多い場所なんです!

 つまり日本一の寿司屋激戦区!

 

一つ一つの寿司のネタが大きいんです!

甘くて歯ごたえもありもう最高、、、

さらにはリーズナブルなお値段で満足度がやばい、、、

これはトップ3なりますね。

以上塩釜でいくべき観光地4選でした。

 

・ホームページ

煎茶道東叡山翼仙ホームページはこちらです。

 

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