【宮城旅行ブログ】絶景の日本三景「松島」で行くべき観光地9選【大人の休日・日帰り・デートにも】
宮城県にある絶景の日本三景「松島」で行くべき観光地9選【大人の休日・日帰り・デートにも】
こんにちは。
旅好き煎茶道家よくせんです。
【目次】
宮城松島その①絶景の松島湾を優雅にクルーズ「松島遊覧船」
料金:大 人1,500円 子 供 750円
ホームページ:松島遊覧船|松島観光・島巡りなら松島島巡り観光船【公式サイト】
JR「松島海岸駅」から徒歩5分。
松島島めぐり観光船乗り場に到着します。
おすすめは松島湾内を50分の船旅でゆったりと愉しむ島巡り仁王丸コース。
仁王島、鐘島、千貫島、雄島、双子島と湾内をゆったり見ることができます。
快晴の日は海がブルーに見えて本当に綺麗です。
カモメも近くに飛んできて、風が気持ち良い。
宮城松島その②景色良し!歴史あり!国指定重要文化財「五大堂」
ーーーーー基本情報ーーーーーーー
名称:瑞巌寺 五大堂
ふりがな:ずいがんじ ごだいどう
住所:〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字町内111
料金:無料(※夜間は閉所しています)
アクセス:JR仙石線松島海岸駅から徒歩7分。中央桟橋のそば。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さきほどの遊覧船乗り場から徒歩3分、松島のランドマーク的存在である五大堂に到着します。
五大堂とは、慶長9年(1604)に、初代仙台藩主である伊達政宗(だてまさむね)が造営(ぞうえい)した、東北地方最古の桃山建築のお堂です。
名前の由来は、慈覚大師円仁(天台宗2代目座主)手彫りと伝えられる、厨子内(ずしない)の五大明王像で、平安時代中期に制作された秘仏(ひぶつ)と言われています。(五大明王がお堂にあるから五大堂なんですね!)
松島に来たからには五大堂は絶対に観光してください!
松島に浮かぶ島の1つに橋がかけられており、実際に渡って参拝できる貴重なお堂なんです!しかも無料です笑
松島といえば、この角度から五大堂を撮るのが定番です。
「るるぶ」など観光情報誌に載っていました。
この朱色の橋と松の向こうの五大堂が画になるんですね。
五大堂の正面
海に向かって建立するその姿は美しく、雪が積もるとその荘厳さが際立ちます。
お堂の見所は2つあります。
①方位に従って彫られている十二支の彫刻
②龍の瓦
ここは仙台や多賀城(かつて東北の鎮守府が置かれた都市)から丑寅(2時)の方角にあり、陰陽道では鬼門にあたります。
陰陽道に関係する十二支を彫ることにより、鬼門封じを表現しようとしたのでしょうか。
また瓦屋根部分には龍の鬼瓦(おにがわら)があります。
龍と言えば独眼竜で知られる伊達政宗ですが、もともと龍は水の神様、港である松島湾を見張る役割をもっているのでしょう。
宮城松島その③緊急時は要塞に!?さざ波を楽しむ館「観瀾亭(かんらんてい)」
名称:観瀾亭
ふりがな:かんらんてい
住所:〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島町内56料金:無料
問合せ:022-353-3355
料金:大人200円、高・大生150円、小・中生100円
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ここの見所は何と言っても建物の古さです。
なんと400年以上前に京都にあった屋敷をそのまま運んできたポータブル式の建物なんです。
なぜわざわざ京都からこの松島に運んできたのか。
実はここ松島は、仙台藩の緊急時の軍事要塞(ぐんじようさい)になると言われています。松島は湾内に島が点在しており、大規模船団が固まって入りにくく、防御に有利な地形をしています。
そして、その海を一望できるこの観瀾亭が、仙台城を捨てた後の最前線基地になるとかならないとか。。。
昔は一国一城制度というものがありました。
1つの藩は1つのお城しか建てれないようにした決まりです。
仙台は外様大名の中では最大規模の戦力を保持していたので、こういう隠された要塞というのが各地に存在します。
千本鳥居(せんぼんとりい)の伏見稲荷大社(ふりみいなりたいしゃ)で有名な京都市伏見区。
そこは豊臣秀吉(とよとみひでよし)が住んでた桃山城があり、その城下町には伊達政宗が住んでいました。
その際の屋敷をそのまま持ってきて、ここ観瀾亭に移築した。
と言われています。
宮城松島その④絶景編:大高森展望台
ーーーーーーー基本情報ーーーーーーーー
名称:大高森展望台
ふりがな:おおたかもりてんぼうだい
料金:無料
アクセス:JR仙石線野蒜駅から登口まで車15分、山頂まで徒歩20分
大高森展望台とは松島を代表する4景観のひとつであり、その中でも最も美しいとも言われる場所です。奥松島にあり、松島の中にある秘境のような場所なので混むこともありません。
僕が好きなのは夕暮れ時の展望台からの景色。
あー、、、やっぱり松島湾は美しい。
ちなみに奥松島では湾に降りることもできます。
大高森は標高105m、片道15分程度の軽い山登りになります。
その登山口から目の前にあります。
天気の良い日は一面が青色に。
眼下に広がる松島湾の絶景は感動しかありません。
松尾芭蕉は、松島を訪れた際に景色の美しさに絶句して、俳句を作れなったそうです。
そしてここ大高森は、松尾芭蕉が松島の景色を見た場所。
芭蕉も僕と同じ景色を観たのでしょうか。
パノラマ案内板も設置してあります。
数百年の歴史をもつ島々の名前や湾の歴史を見ながら、ゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。
宮城松島その⑤絶景編「1度で2回楽しめる?麗観 富山観音と大仰寺」
ーーーーーーーー基本情報ーーーーーーーーー
名称:四大観 麗観 富山
ふりがな:したいかん れいかん とみやま
料金:無料
アクセス:JR仙石線「陸前富山駅」から徒歩45分、駐車場から15分くらいで山頂に到着。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
標高116mある富山の山頂には、奥州三観音(おうしゅうさんかんのん)の一つ、富山観音(とみやまかんのん)があります。
平安時代の武将である坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の創建(そうけん)と言われており、かなりの歴史があります。
御堂は鮮やかな朱色で、屋根には、さきほどの五大堂とおなじ、龍の鬼瓦がのっています。
そして観音堂の隣には、茅葺屋根の大きなお寺が、、、
宮城松島の絶景インスタ映えスポット「大仰寺」
明治9年には明治天皇・大正天皇もご休息された東北の古刹です。
寺のその庭からは静寂な趣の中で松島を、そして太平洋を大観できます!
東南西の三方が一望でき、空がひらけてて眼前には一面の青空が!
紫雲閣(しうんかく)という名前の本堂。
ここで明治天皇(めいじてんのう)と大正天皇(たいしょうてんのう)がご休憩されたようです。(紫雲とは仏様がのってこられる雲のことです)
清潔で手入れが施されている感じで好印象です!
宮城松島その⑥絶景インスタ映えスポット番外編「多聞山」
ーーーーーーー基本情報ーーーーーーーー
名称:四大観 偉観 多聞山
ふりがな:したいかん いかん たもんざん
住所:〒985-0801 宮城県宮城郡七ヶ浜町代ヶ崎浜八ヶ森
料金:無料
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここは松島町ではなく七ヶ浜町ですが、松島湾が綺麗に見えるので載せておきます。
多聞山毘沙門堂の裏手からの眺め。
夕方で陽が下がってきてましたがめっちゃ綺麗
多聞とは、、、 正しい教えを多く聞き、それを心にとどめること。
観光するだけで学びがあります。
駐車場からは塩釜湾とそこに浮かぶ夕日もみれます
塩釜市に陽が落ちていく様子はいいですねー
宮城松島その⑦日本三景松島湾を一望のおしゃれカフェ「ロマン」
ーーーーーーー基本情報ーーーーーーーーー
名称:カフェ ロマン
住所:宮城県宮城郡松島町松島字犬田10-174 西行戻しの松公園 松島パノラマハウス やすらぎの館
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜日
駐車場料金:無料
問合せ:022-354-2778
予約:不可
ーーーーーーーーーーーーーーーー
松島海岸駅から車で5分ほどで無料駐車場完備です。
西行戻しの松公園(さいぎょうもどしのまつこうえん)にあるめちゃくちゃオシャレなカフェです。
白と木材の天井が清潔で全面ガラス張り、そして松島湾の景色が一望できます。
無料駐車場も完備されているのでちょっと休憩でも。。。
公園内は散歩道や展望台も設置されているのでいいですよ。
店内は清潔で綺麗。
ガラスも汚れがなく、景色が綺麗に見えます。
カフェから出ると展望台が近くにあります。
散歩しながらこんな景色が見れます。
優雅な時間を過ごせそうですねー
宮城松島その⑧絶景温泉「松島一の坊の露天風呂」
ーーーーーー基本情報ーーーーーーーー
名称:絶景温泉 松島一の坊
ふりがな:ぜっけいおんせん まつしまいちのぼう
駐車場料金:無料
問合せ:0570-05-0240、FAX(022)353-3339
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宮城松島その⑨絶景のお寺「円通院」
伊達家ゆかりの寺院が多く残る宮城県松島町。
伊達政宗が再建した国宝・瑞巌寺が有名ですが、その隣にある円通院も縁結びの寺として知られる定番観光スポットです。
紅葉時期のライトアップがすごいんです。
海も見えてお庭散策もできるし松島凄すぎ。
そして一番の見所は「バラ寺です」
霊廟三慧殿は、技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物で国の重要文化財に指定されています。その厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれており、円通院はこのバラを題材にした庭のある「バラ寺」になっています。
西洋と東洋の融合。美しいですねー。
以上松島の観光でははずせないスポットでした。